40代の転職漂流記・技術者派遣の現場から

40代の今、数社の転職を重ねて技術者派遣の現場に行き着きました。現在、生き方を模索中

久々の定時上がり、今日だけは充実感を感じた

今日は用事があったため、久しぶりに定時で上がりました。

会社を出て、用事を済ませた頃には日が暮れ始めていましたが、そう言えばこの何ヶ月かは、仕事帰りに日が出ている時に帰れずにいました。ほんの数ヶ月前とは随分と生活が変わってしまった、そう感じざるを得ません。

日が変わるほどの残業にはなっていないものの、それでも毎日20時を過ぎてから出ないと帰れないというのは、異常です。日が変わらないだけマシ、なんて言わないでくださいね。これでも充分おかしいですよ。

今日は、夕飯が美味しかったです。基本的には毎日自炊していますが、ここ最近は遅くなることが多かったので、自炊しても本当に簡単なものしか作れなかったり(パンを焼いて、残り物でスープを作る、ご飯とインスタント味噌汁、缶詰だけとか)、コンビニや外食で済ませてしまうこともしばしばでしたし、何より「美味しいか、美味しくないか」なんてことを感じてもいませんでした。それが今日は、美味しいと感じながらの夕飯となったのです。

作ったのは、具が野菜だけの焼きそばと、これまた野菜だけとなった、じゃがいもと玉ねぎの味噌汁です。そこにプチトマトを添えました。本当にこれだけの簡単な食事でしたけど、ここ最近感じることのなかった感覚に浸りながら食べることが出来ました。

やっぱり、望まない長時間労働は精神に影響が生じます。私は多分、異変が生じるまでの閾値が低いのだろうとは思いますけれど、その閾値自体、高いか低いかを単純に論じられるものではないでしょう。

派遣先も派遣元も、長時間の残業自体は問題視しています。45時間を超えるなとは言われますし(36協定は終結していますが、36協定の枠に入り込むことを元・先共に避けようとしています)、サービス残業を強いられることもないです。しかし、派遣先も派遣元も具体策を打ち出すことはなく、各自に対して単に気をつけろ、と言うだけです。

さて、どうしたものか。とりあえずはっきりしているのは、明日からはまた、自分が定義するところの、異常な状態に戻るということです。ただ、こんな風に考えられるのは、以前より心の余裕が出てきたからなのかもしれません。精神状態が非常に悪ければ、皮肉っぽく考えるなんてまず無理ですから。