40代の転職漂流記・技術者派遣の現場から

40代の今、数社の転職を重ねて技術者派遣の現場に行き着きました。現在、生き方を模索中

弱音を吐きたい時の話し相手は、誰が良い?

弱音を吐くと、それをうまく受け止めてくれる人がいる一方、そうではない人もいます。

うまく受け止めることが出来ない人にうっかり弱音を吐いてしまうと、大変なことになります。

もしかしたら、その弱音は当人の甘えから来ている可能性はあります。しかし、それでも上手に受け止めてくれる人は、次に繋げられるようにしてくれます。うまくすれば、甘えていることに気が付かせてくれることもあるでしょう。そういう人と話が出来れば、ありがたいと思えることでしょう。

ですが、話をしていて次のような人がいるのも確かです。

  • 何を述べても「頑張れ」とか「世の中、そんなに甘いものではない」としか返せない
  • 話の内容に対して、まともに説教をされてしまう
  • ひたすら正論で返される
  • いらぬ苦労を回避しようとはせず、また、自分の苦労した経験を他人にも押し付けるところがある
  • 建前でも労りの言葉が出てこない

こういう人の存在自体を否定しようとは思わないし、当人がそれでやっていけるのなら、それも私は否定しません。皮肉でも何でもなく、強い人なのだと思います、こういう人は。また、当人の生き方をとやかく言うなんて、そんな野暮なことはしません。

しかし、こういう人と話をしたいと思うかどうかは別です。

実際のところ、弱音を吐いているような時というのは、本当に弱っている・弱り始めている時です。そういう時に正論や説教をされても、ますます弱ってしまうのです。話す相手を間違えると、解決にならないどころか余計に追い込まれることにもなりかねません。

なので、話す相手は選びたいものです。どう選ぶかについては私も模索しているところですが、信用のおける友人・知人の他(先のような傾向がない人が良いです)、カウンセラーを見つけて話すのも良いだろうと思います。

私自身、話を聞いてほしいと思っているところです。不得意な仕事をすることになり、それがきっかけで一旦は抑え込んだIT業界を抜けたい気持ちが再浮上していますから。一度嫌になってしまうと、気持ちが元に戻ることはないと私は思います。

話をする相手は選びましょう。また、自分が話を聞く立場になった時は、相手に寄り添ってあげましょう。弱音を吐きたい人、愚痴を吐きたい人は、意見を求めているのではないのです。ただ、受け止めてほしいのです。