40代の転職漂流記・技術者派遣の現場から

40代の今、数社の転職を重ねて技術者派遣の現場に行き着きました。現在、生き方を模索中

「死んだ方がマシ」と思った時に手に取った本(「死ぬくらいなら会社辞めれば」ができない理由(ワケ))

状況は相変わらずといったところでして、苦手なシステム開発を続けています。

動悸や息切れこそないものの、口の中が乾いたり、食欲が今ひとつという症状は出ています。休日もまるで休んだ気にはなれず、いつも不安でいっぱいです。

「死んだ方がマシ」と思うこともありますが、割とすぐにそれは打ち消しています。しかし、生きていて何が良いのかがわからない状態であるのは確かです。

そんな時、書店で『「死ぬくらいなら会社辞めれば」ができない理由(ワケ)』という本が目に止まりました。この本だけに限りませんが、こういう本が世に出回るなんて、何かがおかしいですよね。一体この世はどうなってしまうのか。そう思わずにはいられません。

私はこの本を手に取り、ざっと立ち読みを始めました。そうしたら、今の自分に響く文言が幾つかありまして、そのまま買ってきました。以下のことが気になる人は、手にとって見てください。

  • 「できない」のはがんばっていないからではない
  • できる人がやった方が効率的だと思う
  • 不幸競争に参加する必要はなく、自分には関係のないこと

世知辛い世の中ですが、こうして情報を発信してくれる人がいて、自らの体験を本にしてくれて、ありがたいものです。

私は、もうしばらくは頑張ってみようと思うのですが、すぐに打ち消しているとは言え、「死んだ方がマシ」と思ってしまったことは事実でして、今までにない心境になっているのは確かです。

他の人がうつを始めとする心身の問題を抱えた時、私はいつも「気の毒だな、他の人のことだけど、心が痛むような思いだ」と思っていました。どうしてこんなにも人の世というのは問題ばかりなのか、と。

今は、私自身もその対象になりつつあると感じています。なので、心療内科・精神科を訪ねてみるつもりです。寿命で死ぬなら良いのですが、会社が嫌になって死ぬくらいならほんと、会社を辞めたほうがずっとマシです。

しかし、辞めた後はどうしましょうか。40代で今までの仕事(IT系の仕事)をやりたくなくなったと行ったところで、このあとはどうするのか。まだまだ現実的なことを考える余力はあるようですが、それもいつまで持っていられるのやら。そう思います。