40代の転職漂流記・技術者派遣の現場から

40代の今、数社の転職を重ねて技術者派遣の現場に行き着きました。現在、生き方を模索中

愚痴で終わってしまう現在の所感

不得意なことでも続けていれば、徐々にではあっても理解が進むことを実感しています。しかし、それで理解が進んでも、自分が出来るようになりたいこととの乖離が大きいと、心の中にはストレスが蓄積されていきます。

私は、生産管理や販売管理などの基幹業務については、面白みや興味を持てません。こればかりは当人の感じ方なので、良いも悪いもないと私は考えます。本当は別の案件を希望したのですが、今は空きがないとのことでそちらの案件には入れませんでした。 それで、Web系とはいえ開発ができるということで、生産管理系の案件に入りましたが、やっぱり勝手が全然違います。Web系の開発の知識など、何も活かせません。いや、必要とされていません。

社内用のアプリケーションとしてWebアプリケーションを作ることもやっていますが、物は生産管理に関係するアプリケーションなので、画面上での入力や更新、CSV出力・取り込み、帳票作成が中心でして、そのどれも今まではあまりやってこなかったことを必要とされています。

私の場合、Web系の開発は、PCのブラウザで表示することが中心のフロントエンド構築が中心でした。割とメジャーなWeb系フレームワーク(ここはちょっとぼかします)とHTML、DB設計、Webアプリケーションを動かすためのサーバーおよびクラウド環境の構築といったことを得意としています。

今、作成しているWebアプリケーションは、私の得意とすることが何も必要とはされず、開発している今、冷や汗をかきながらどうにか作っているという状態です。JavaScriptAJAX(実際にはjQueryを多用しますが)というのも、自分ではほとんどやったことがなかったので、既存のアプリケーションを見ながらどうにかこうにかして書いているところです。

こんな状態ですので、申し訳ないが仕事は本当に面白くなく、でも、任されたからには責任を感じて何とかしようとして日々努力はしていますが、毎日毎日、2時間から4時間は残業です。それでも作業が間に合わない・・・。

なお、2時間から4時間の残業を「少ない」とは言わないでもらいたいです。残業なんて、しないで済めばそれに越したことはないのです。残業代目当てで生活をしなければ生活が成り立たないとしたら、それ自体がおかしいのです。私は残業代目当ての生活には否定的です。

ただ、基幹システムの入れ替え作業自体が順調とは言い難く、客観的に見ると、作業が順調に進んでいる人はいません。あちこちで作業の遅れが発生してしていることが聞こえてきます。なので、これはもう単純に人員不足と無理な日程が招いた結果だと言って良さそうです。私だけがそう思っているのではなく、関係者の共通認識のようです。しかし、それでも自分が出来ないという事実は、例え苦手なことであっても屈辱です。

他に得意なことがあるなら、それをするに限ります。そうでないと、苦手なことをいつまでも続けていたら、当人が苦手という事実が無視され、仕事が遅いという状況だけで判断されてしまいそうで怖いです。それに自分自身、自信をなくします。

不得意なことをしないでも済むなら、それに越したことは本当にないと心から思います。自分の不得意なことは、他の誰かが得意なこともあるわけです。他の誰かが不得意なことは、自分が得意なこともあります。こんなことで人生を無駄にしたくない。強く感じます。

愚痴で終わらせるならば何の生産性もありませんので、今後に繋がる何かしらの提言をしたいところですが、自分の不甲斐なさに今は凹みきっています。なので、今日のところはこのまま話を終わらせます。

この状況、決して珍しいことではないと私は思います。顕著化してこないのは、当人が我慢してしまう、当人が気が付かない、そういうことばかりなのでしょう、きっと。我慢や忍耐は美徳とされがちなのも、理由になっているように思います。

転職先を間違えたと言うには早すぎますが、派遣される先および案件は、自分にとっては間違っていました。単なるわがままとは違うと私は思うので、今後の案件選びに活かしたいのですが、どうなることやら。

苦手なことなのに、出来なければ出来ないで私は自分を責める。救いがないですね、これでは。