40代の転職漂流記・技術者派遣の現場から

40代の今、数社の転職を重ねて技術者派遣の現場に行き着きました。現在、生き方を模索中

いかにして自己肯定感を回復させるか

正直、転職に失敗したと思っています。技術者派遣に勝機を見出だせると思って、今後に繋げられると考えて転職しましたが、残念ながら心が折れました。

自分には向いていないシステム開発を行うことになったことが、そのきっかけとなった訳ですが、考えようによっては「何が自分に合っていないのかがわかって良かった」とは言えます。

ただ、うまく働けている人もいます。同じ派遣先で違う部署に配属された人はほぼ毎日定時で上がっています。それと比べると、システム開発部門に配属された数名は残業が少なくても40時間、多いと70時間を超えています。ちなみに70時間超えは私です。仕事の質がどうにも上げられず、長時間労働で補おうとして余計に酷いことになる。すっかり悪循環です。

こんな状況ですので、自己肯定感などまるでありません。自分自身、できない事実にはどうしたって心苦しいものがあります。ここまで苦手だと感じるなら、どうして事前にちゃんと察知できなかったのか。それは自分の不覚です。

私としてはもう、今の仕事のままで挽回を図ろうとは思っていません。無理なものは無理としまして、仕事としてのシステム開発からはなるべく早い内に手を引けるようにします。システム開発の仕事に対して、向上心を持って望めなくなってしまった。これは致命傷でしょう。

では、何であれば自分は興味を持てるのか、自己肯定感を持って臨めるのか。それはこれから探すことになりそうです。

こういう経験が今後に、また他の誰かのためになるのなら、その時は自己肯定感を感じられそうな気がします。