40代の転職漂流記・技術者派遣の現場から

40代の今、数社の転職を重ねて技術者派遣の現場に行き着きました。現在、生き方を模索中

仕事は出来るのに、感情の制御が不十分な人

こんばんは。

相変わらず、残業続きの日々です。定時退社は夢のまた夢か、と思わざるを得ないです。しかし、これが一生続くものでもないでしょうし、一生続けようとも思わないです。良くも悪くも経験の一つ、としておくつもりで今を過ごしています。

さて、私が今いるプロジェクトは6名で構成されていますが、コーディング担当は私も含めて2人です。もう一人の彼は多分30台前半ぐらいで、私から見ると、ミスが少ない人のように見えます。私からしてみれば辟易してしまうような仕様を前にしても、上手にこなしている感じです。発注元から渡された、使いにくいフレームワークを解析して、社内向けに実装用のサンプルコードを作ったりもしていましたから、能力はあるはずです。

ただ、その彼は、もったいないことに、感情を上手に制御することが出来ません。コーディング中に発生した仕様変更や、他人の記述した仕様書のミスを見つけると、結構簡単に不機嫌になってしまうのです。そして、不機嫌になってしまうと言動が荒くなったり、他のメンバーへの当たりが途端にきつくなってしまうのです。私はこの表現を好まないのですが、傍から見ていると「キレている」と言ってよさそうな状態です。

そんな調子なので、他のメンバーも若干距離を置き始めているようです。彼自身、「今後は●●さん(私のことです)に質問が行くようになると思います」などと口にしています。

感情を上手に制御できれば、より良い仕事が出来そうなのに、それを自ら手放してしまっているようで、もったいないなと私は思います。同時に、私は仕事における成果を出すことにおいては今でも不安で仕方ありませんが、せめて人間性は保ちたいと考えています。自分の機嫌が悪い時でも、人と話す時はそれを抑える。自分が機嫌悪いからといって、相手への接し方をおざなりにしたくないし、機嫌の悪さを伝播させてはいけないと考えています。