40代の転職漂流記・技術者派遣の現場から

40代の今、数社の転職を重ねて技術者派遣の現場に行き着きました。現在、生き方を模索中

望まない長時間労働はどう考えても悪

また、遅くまで残業。月あたりの残業時間は60時間ほどになりそうです。上には上がいると言われるかもしれませんが、60時間でも充分おかしいです。まともじゃないですよ、本当に。

こうなってしまうことで、夕飯を作る気にはならないわ、目に影響が出始めるわ、挙句の果てには「自分か誰かが死ななければ、気が付かないんじゃない、この状況が問題だと」と思う始末です。普通の思考ではなくなっていますが、それを客観視出来ているから、何とかして気を保っていられるようなものです。

ここしばらくは、夕飯はコンビニのお世話になりっぱなしです。21時過ぎに帰ることになると、作る気がなくなってしまいます。今週は結局、1度も自炊しなかったですね。こんなことは一人暮らしをするようになってから、初めてのことです。

目への影響は、手元の物が見えにくくなっています。ずっとモニタを見続けていますのと、割り当てられているモニタが自分の目にはどうも合わない感じで、知らず知らずのうちに疲れているようなのです。

他にも、遠近の調整機能が衰えているように感じます。これも今まではめったに感じることのなかった症状です。視力自体は0.7から1.0ぐらいなので、普段は裸眼で過ごせます。中年と呼ばれる年代にしては、ありがたいことです。いずれは衰えるのかもしれないですが。しかし、それがここで急に悪くなってしまう、それも長時間労働によってそうなってしまうなんてことは、到底納得出来ないです。

長時間労働に陥ってしまうのには、自分には向いていなかった業務系アプリケーション開発によるところが非常に大きいです。数ヶ月が経ちますけれど、物の動きや関連性をどうにも把握しきないのは、自分の能力がそちらの方には向いていないことが理由だろうと思います。専業の人には敵わないにしても、サーバーやネットワーク、クラウドの利用・運用は出来るので、複雑なものが何でも理解できないわけではないだろうと、自分では分析しています。

自分のことですから、自分に都合良く書いている面は否めないです。しかし、自分が自分の味方をしなくて良いはずはないです。それも度が過ぎれば、自分に甘いだけにしかなりませんけどね。

嫌なことは、どこまで行っても嫌なことなんです、私にとっては。程度にもよりますが、どうにも嫌だということについては慣れようとか、馴染もうとか、克服しようという気が出てきません。他に出来ることや選択肢を見つけて、そちらを選ぶ方が良いに決まっています。でも、「苦労はするもの、楽はするものじゃない」という価値観が支配的なので、結局私は爪弾きになる、馴染めない。向いていないと思うことに対して努力することは、私にとっては馬鹿馬鹿しいことなのです。それが収入を得るための仕事なら、なおのことです。

数社を転々としましたので、今度こそは定着しよう、自分の甘えを断ち切ろうと意気込んで働き始めましたが、その思いとは逆のことばかりが起こっています。自分の選択眼が悪いことが問題です。

こうしてブログを書いたり、憤りを感じることを、これから変えていくための原動力にするしかなさそうです。このままでは終われないので。