40代の転職漂流記・技術者派遣の現場から

40代の今、数社の転職を重ねて技術者派遣の現場に行き着きました。現在、生き方を模索中

ジョブホッパーになりかけてしまっていて、手詰まり感が強い

私はこれまで、数社を渡り歩いています。最初の転職こそ、当時は納得行く形で出来ましたが、その後は不本意な形での転職です。いわゆるジョブホッパーになりかけています。こう書いているくらいですから、今もまた、良からぬことを考えてしまっています。

我慢や忍耐は美徳であり、また、歯を食いしばって頑張れば何とかなる。そう思っていた時期がありましたが、今はそうではなくなっています。

こんな風に思うことは、良くないことでしょうか。

自分の苦手とすることが仕事として回ってきたら、何が何でも対応しなければならないのでしょうか。

仕事を選ぼうとすることは、いけないことでしょうか。

ああでもない、こうでもないと、考え込みます。

数社も渡り歩くことになる前に、何とかしたかったものです。実際のところ、嫌なことは嫌だとはっきり感じていても、周囲の顔色を気にしてしまって、必要以上に萎縮してしまっています。そして、情けないとも感じています。無論、苦手なことをすることになっているから、こうなっても仕方ないし、逃げ出したいというのが本音です。しかし、一方では目の前のことを上手にこなせないことに情けなさを感じてもいます。

少なくとも、ITの開発からは抜け出したい。自分にはもう無理だと、自分では感じています。ITの仕事に関わって20年以上が経ちましたが、どうやら限界が来てしまったようです。限界は自分が決めることであるから、限界だと思わなければ限界はない、ということは出来るでしょう。しかし、私にはもう無理っぽい。開発する上で、自分が得意とする分野・ツールはあるけれど、そこから外れると途端に動きが鈍るし、販売や会計などの業務系のシステムを使うことは別としても、それらの開発に関わると、内容が思うように理解出来ない。

自分が苦手とする状況に遭遇してしまうと、こうも駄目になってしまうことは情けなく感じますが、誰だって得意なこと、不得意なことはあるのですし、不得意なことを避けることは決して悪いことではないです。

セミリタイアすることが目標となっていますけれど、実現にはまだまだ時間がかかりそうです。その間、私は耐えられるでしょうか。誰に問うわけでもなく、自分に問いかけています。